仕事と治療仕事をしながら治療を受けるために

肝炎治療①B型肝炎治療-1(核酸アナログ)

B型肝炎の場合は、詳細な検査により様々な方法があります。詳細は、主治医に確認してください。
核酸アナログという薬を用いて、薬の力でHBVの増殖を抑えて肝炎を鎮静化させます。薬を飲んでいる間はHBVのウイルス量は低下し、肝炎は起こりません。バラクルード®、テノゼット®、ベムリデイ®が使われています。

肝機能異常、副作用がなければ、通常勤務可ですので、特に両立支援も求める必要がない場合もあります。
この点は、主治医と相談ください。

あくまで大体の目安を示しました。
それぞれの病状で異なりますので、具体的な経過や業務上の配慮については主治医・産業医にご相談下さい。

B型肝炎治療のスケジュール

使用する様式

ファイルをダウンロードしてご利用ください。詳細は 両立支援の流れをご覧ください。

使用する様式

勤務情報提供書

主治医意見書

両立支援プラン

診療情報提供依頼

主治医意見書

復職診断チェックシート

Word版

Word版

Word版

Word版

Word版

① 勤務情報提供書 PDF Word
② 治療の状況や就業の可否等についての主治医意見書 PDF Word
③ 両立支援プラン/職場復帰支援プラン PDF Word
③ 両立支援プラン/職場復帰支援プラン(作成例) PDF Word
④ 診療情報提供依頼(産業医から主治医) PDF Word
⑤ 就業上の配慮に関する意見書(主治医からの回答様式) PDF Word

病態と就業配慮

見たい時期のボタンをクリックしてください。

1週目

入院・外来診察・外来治療 外来治療
仕事の可否 可否の検討
出現しうる副作用 全身倦怠感、過敏反応、肝機能異常、発熱、黄疸、浮腫
注意点 外来にて健康状態の確認、就業可能かどうかの判断
日常生活で配慮すべきこと 過労は禁、軽度の運動は可
業務上配慮 両立支援プランの作成、業務配慮(業務開始時は、国内出張、残業禁止が望ましい)
使用する書類 業務内容報告書診療情報提供依頼書(必要時)、意見書両立支援プラン

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2週目

入院・外来診察・外来治療 外来診察
仕事の可否
出現しうる副作用 全身倦怠感、過敏反応、肝機能異常、発熱、黄疸、浮腫
注意点 外来にて健康状態の確認、就業可能かどうかの判断
日常生活で配慮すべきこと 過労は禁、軽度の運動は可
業務上配慮 軽作業から開始、出張・残業は禁止が望ましい
使用する書類 両立支援プラン

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3週目

入院・外来診察・外来治療 外来診察
仕事の可否
出現しうる副作用 全身倦怠感、過敏反応、肝機能異常、発熱、黄疸、浮腫
注意点 外来にて健康状態の確認、就業可能かどうかの判断
日常生活で配慮すべきこと 過労は禁、軽度の運動は可、飲酒は禁
業務上配慮 軽作業から開始、出張は制限、残業は短時間が望ましい
使用する書類 フォローアップ時の意見書(必要時)

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4週目

入院・外来診察・外来治療 外来診察
仕事の可否
出現しうる副作用 全身倦怠感、過敏反応、肝機能異常
注意点 外来にて健康状態の確認、就業継続可能かどうかの判断
日常生活で配慮すべきこと 過労は禁、軽度の運動は可、飲酒は禁
業務上配慮 業務負荷量のアップで症状出現の有無の確認、長期出張は制限、残業は短時間が望ましい
使用する書類 フォローアップ時の意見書(必要時)

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8週目

入院・外来診察・外来治療 外来診察
仕事の可否
出現しうる副作用 全身倦怠感、過敏反応、肝機能異常
注意点 外来にて健康状態の確認、就業継続可能かどうかの判断
日常生活で配慮すべきこと 過労は禁、軽度の運動は可、飲酒は禁
業務上配慮 通常勤務、残業は短時間が望ましい、出張については、状態を見ながら可能か確認
使用する書類 フォローアップ時の意見書(必要時)

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12週目

入院・外来診察・外来治療 外来診察
仕事の可否
出現しうる副作用 肝機能異常、腎機能障害、低リン血症
注意点 外来にて健康状態の確認、就業継続可能かどうかの判断
日常生活で配慮すべきこと 活動量を上げていく
業務上配慮 通常作業継続可能の確認、残業可能であるが長時間は制限が必要、国内出張可、両立支援プランの見直し
使用する書類 フォローアップ時の意見書(必要時)、両立支援プラン

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16週目

入院・外来診察・外来治療 外来診察
仕事の可否
出現しうる副作用 肝機能異常、腎機能障害、低リン血症
注意点 外来にて健康状態の確認、就業継続可能かどうかの判断
日常生活で配慮すべきこと 活動量を上げていく
業務上配慮 残業は可であるが、過重労働は制限するのが望ましい
使用する書類 フォローアップ時の意見書(必要時)

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20週目

入院・外来診察・外来治療 外来診察
仕事の可否
出現しうる副作用 肝機能異常、腎機能障害、低リン血症
注意点 外来にて健康状態の確認、就業継続可能かどうかの判断
日常生活で配慮すべきこと 活動量を上げていく
業務上配慮 肝機能、副作用の有無をみながら制限解除を検討する
使用する書類 フォローアップ時の意見書(必要時)

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24週目

入院・外来診察・外来治療 外来診察
仕事の可否
出現しうる副作用 肝機能異常、腎機能障害、低リン血症
注意点 外来にて健康状態の確認、就業継続可能かどうかの判断
日常生活で配慮すべきこと 活動量を上げていく
業務上配慮 制限解除してみて、肝機能、副作用の発現の有無の確認
使用する書類 フォローアップ時の意見書(必要時)

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